DX構想 2026 を公開
小樽・札幌手稲・余市・伊達の4校と、モビリティ・喫茶・不動産の各事業がひとつになって、これからの北海道の“安心”を創っていきます。
こんにちは、恵新自動車学園です。いつも当学園グループをご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、みなさんは最近よく耳にする「DX(ディーエックス)」という言葉、なんとなくは知っているけれど、実際どういうこと?と思われたことはありませんか。このたび恵新自動車学園では、これからの10年を見据えた「DX構想2026」をまとめ、公開する運びとなりました。今回はその中身を、できるだけかみくだいて、みなさんにご紹介していきます。
01 | はじめに
そもそも「DX」って何のこと?
まずは言葉の整理から。DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略で、デジタルの力を使って、サービスや会社の仕組みそのものをより良く変えていく取り組みのことをいいます。単にパソコンやアプリを導入する、という話ではありません。デジタル化によって生まれた時間や余力を、お客様お一人おひとりへの丁寧な対応に振り向けていく——。恵新が目指すのは、そんな“人のためのデジタル化”です。
やさしく解説
今回のDX構想は、経済産業省が定める「デジタルガバナンス・コード3.0」という国の指針に沿って策定しています。これは、企業がデジタル時代にどう向き合うかを示すための“お手本”のようなもの。経営ビジョンから人材育成、セキュリティ対策まで、必要な項目を一つひとつ満たしたうえで、こうして公開しています。
02 | 背景と目的
なぜ、いま恵新はDXに取り組むのか
少子高齢化、若者の車離れ、そしてAIの台頭。時代は、驚くほどのスピードで移り変わっています。地方の自動車教習所を取り巻く環境は、決してやさしいものではありません。そんな激動の時代でも、恵新が地域とともに歩み続けるためには、これまでの企業努力に加えて、変化の“起爆剤”となる戦略的なDXが欠かせない——私たちはそう考えました。
2026年、恵新自動車学園は創業76年を迎えます。目指すのは、その先にある「地域とともに人と未来を創る100年企業」。DX構想を通じて、選ばれる企業から、地域に“頼られる”企業へ。職員の生活水準の向上と会社の持続的な成長を両立し、これからも地域に愛され続けること。それが、この構想の一番の目的です。
03 | 恵新パートナー構想
「恵新経済圏」で、地域まるごと元気に
今回のDX構想の核となるのが、「恵新パートナー構想」=恵新経済圏という考え方です。恵新には、小樽・札幌手稲・余市・伊達の4つの自動車学校(教育事業)を中核に、新車・中古車販売や整備・レンタカーを担うモビリティ事業、喫茶事業、ホテルや賃貸を扱う不動産事業など、暮らしに寄り添う多彩な事業がそろっています。高齢者講習やドローンの国家資格講習にも対応しています。
これらの事業がデジタルでつながり、お互いにお客様を紹介し合い(相互送客)、割引やポイントなどの共通のメリットをお届けする。この“内部で生まれる相乗効果”こそが、地域の新しいお客様を引き寄せる力になります。さらに、飲食店や小売店など地域の提携企業とも手を結び、その輪を広げていきます。
たとえば——自動車学校を卒業した方が、そのまま恵新でお車を選び、整備やレンタカーもおまかせ。ちょっと一息つきたいときには喫茶店へ、遠方からのご家族には宿泊のご案内も。免許取得というひとつの出会いが、暮らしのさまざまな場面での“長いお付き合い”へとつながっていく。恵新経済圏は、そんな地域ぐるみの安心の輪を描いています。お客様のデータをグループで丁寧に連携させることで、一人ひとりに合ったご提案ができるようになり、長くお付き合いいただくほど価値が高まる関係(LTVの向上)を目指します。
「恵新さんに頼めば安心だね。」
この一言をいただける存在になること。それが、恵新経済圏が目指すゴールです。
04 | 3つのDX戦略
恵新が進める、3本の柱
免許を取るためだけの自動車学校から一歩踏み出し、お客様や地域のニーズにお応えできる会社へ。恵新は、次の3つのDX戦略を軸に変革を進めます。
1
四校の総合力発揮と恵新経済圏の強化
4校の会計・データを共有して法人ネットワークを見える化。提携企業を広げ、グループの力を一つに束ねます。
2
ファンづくりと魅力発信の加速
ホームページやSNS、AIを活用してスタッフや学校の魅力を発信。他にない設備やホスピタリティで“選ばれる理由”をつくります。
3
地域貢献と次世代人材の育成
イベントや地域活動を通じた貢献に加え、IT・外国語に強い人材や幹部人材を育て、働きやすい職場づくりを進めます。
05 | ロードマップ
3つのフェーズで、着実に
大きな構想も、いきなり形になるわけではありません。恵新では、無理なく着実に進めるために、取り組みを3つのフェーズに分けています。
フェーズ1 | 2026〜2028年
基盤強化
デジタル原簿への移行やオンライン効果測定の導入で、業務の“余力”を生み出す土台づくりの時期です。
フェーズ2 | 2029〜2031年
価値創造 ─ 北海道一の教習所へ
「恵新アプリ」を本格活用し、IT・外国語人材の育成を加速。お客様にとって居心地のよい“マナビの場”を広げます。
フェーズ3 | 2032年〜
ブランド確立 ─ 地域に頼られる100年企業
戦略的な設備投資や校舎の建て替えを進め、恵新ブランドを完成・深化させていきます。
06 | 具体的な取り組み
暮らしが、もっと便利に
「構想」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、みなさんの毎日に直結する取り組みがたくさんあります。たとえば——。
お客様の“手間”を減らすデジタル化
効果測定や入校手続きのオンライン化、送迎バスの予約システム、高齢者講習の予約システムなどを順次整えます。窓口に並んだり、電話がつながるのを待ったりする時間を、できるだけ減らしていきます。翻訳機の導入で、外国の方も安心して教習を受けられる環境づくりにも取り組みます。
「恵新アプリ」でグループがひとつに(2027年〜)
提携カードやスタンプ、クーポン、教習予約、会員機能をひとつにまとめた「恵新アプリ」を計画しています。自動車学校を卒業したあとも、モビリティや喫茶、宿泊まで、恵新グループとのつながりが続いていく——そんな体験を目指します。
AIも、かしこく味方に
生成AI(Geminiなど)を業務効率化やホームページの改善に活用し、生み出した時間をお客様サービスへ還元していきます。
07 | 人材とセキュリティ
デジタルを支える“人”と“守り”
どんなにデジタル化が進んでも、その中心にいるのは「人」です。恵新では、研修センターを核に、2028年までにIT有資格者を1名から10名へ育成する計画を掲げています。ITパスポート等の資格取得支援や、全職員を対象としたAIツール活用研修も実施します。
同時に、お客様の個人情報や教習データをお預かりする立場として、セキュリティ対策も徹底します。情報セキュリティ基本方針を定め、IPA(情報処理推進機構)の「SECURITY ACTION」を宣言。ウイルス対策やデータのバックアップ、全職員へのセキュリティ教育など、技術と人の両面から大切な情報を守ります。
08 | 推進体制と対話
会社全体で進め、みなさんの声を活かす
この構想は、一部の担当者だけで進めるものではありません。代表取締役(DX統括)を責任者とする「DXプロジェクトチーム」を中心に、各部門の責任者が集まって全社横断で取り組みます。月に一度の経営会議・校長会議で情報や課題を共有し、スピード感をもって意思決定・実行していく体制を整えました。
そして、なにより大切にしたいのが「対話」です。DX戦略の進捗や数値目標の達成状況は、ホームページやSNS、そして2027年からの恵新アプリを通じて、みなさんに正直にお伝えしていきます。いただいた口コミやアンケートのご意見は、DXプロジェクトチームで共有し、経営会議で審議して、できるだけ早く形にする——。地域のみなさま、提携企業、行政や金融機関、そして一緒に働く職員。すべての方との対話を、これからの経営に活かしてまいります。
09 | 数値目標(KPI)
目指す姿を、数字で。
本気で取り組むからには、目標も具体的に。恵新では、2028年に向けて次のような数値目標(KPI)を掲げています。
※このほか、ホームページ流入数20万クリック、複数店舗利用者割合、デジタル人材10名などの目標を設定しています。達成状況は経営会議・DXプロジェクトチームで定期的に確認し、環境の変化に応じて見直していきます。
とりわけ、札幌・手稲の自動車学校が10年間にわたり卒業生の初心運転者死亡事故ゼロを達成し、北海道警察本部長の表彰を受けている(全国初)ことは、恵新の“安全へのこだわり”の証です。この誇りを、これからも数字で守り続けます。
10 | よくあるご質問
DX構想2026 Q&A
Q. DX構想2026は、いつからのお話ですか?
A. 2026年から始まり、2032年以降までを見据えた計画です。3つのフェーズに分けて、段階的に進めていきます。
Q. 免許を取りに行く私たちにも、関係ありますか?
A. はい。入校手続きや予約のオンライン化、恵新アプリのクーポンや会員機能など、教習に通うみなさんの利便性を高める取り組みが多く含まれています。
Q. 「恵新経済圏」とは、具体的に何ができるのですか?
A. 自動車学校・車の販売や整備・喫茶・宿泊など、恵新グループの各サービスや地域の提携店を、割引・特典・ポイントでお得につないでいく仕組みです。1つの窓口で、暮らしまるごとをサポートします。
Q. 個人情報の扱いは大丈夫ですか?
A. 情報セキュリティ基本方針を定め、IPAの「SECURITY ACTION」を宣言しています。技術対策と職員教育の両面から、お客様の大切な情報を守ります。
Q. デジタル化で、対面のサービスは減ってしまいますか?
A. いいえ、その逆です。手続きなどをデジタル化して生まれた時間を、教習の質の向上やお客様お一人おひとりへの丁寧な対応に振り向けます。恵新が大切にしているのは、あくまで“人と人とのつながり”です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は、恵新自動車学園の「DX構想2026」についてご紹介しました。デジタル化と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、その先にあるのは、いつだって“地域のみなさんの安心と笑顔”です。
創業76年、そして100年企業へ。恵新は、デジタルの力を上手に借りながら、これからも「人と人とのつながり」を大切にしていきます。「恵新さんに頼めば安心だね。」——そう言っていただける存在を目指して、一歩ずつ前へ進んでまいります。これからの恵新に、どうぞご期待ください。
▶ 詳しくは 株式会社 恵新自動車学園 公式サイト をご覧ください。